上田市のシンボルとして親しまれている太郎山(1164メートル)を駆け登る「第7回上田バーティカルレース太郎山登山競走」(実行委員会主催)が、4日までの2日間開かれた。計600人余が参加。県内外から訪れた参加者たちは上田市街地を望むコースでタイムを競った。
4日は市街地の大星神社を発着点とする2コースで実施。ともに太郎山から、西に連なる虚空蔵山(こくぞうさん)方面へと縦走する。アップダウンが激しいコースで、走行距離は中級者向けは18キロ、上級者向けは25キロ。急な登山道を駆け登る参加者たちを登山客が拍手で応援していた。
福岡県から参加した会社員前田渉さん(31)は「急な登りや急な下りもあり、大変なコースだった。良い走りができ、来たかいがあった」と語っていた。
昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になり、2年ぶりの開催となった。