飯田市を主会場に8月5~8日の日程で2年ぶりに開く「いいだ人形劇フェスタ」の事前公演「プレフェスタ」が16、17日に市内の計3会場であった。子どもからお年寄りまで多くの市民が各会場に詰めかけ、一足早く雰囲気を楽しんだ。
17日の下久堅公民館では、「人形芝居燕(つばめ)屋」(松本市)のくすのき燕さん(60)が出演。ねずみたちが恋人を巡って相撲を取る「ねずみのすもう」をコミカルに演じ、会場には笑い声や拍手が響いた。同市千代から子ども3人と訪れた森久保柚紀(ゆき)さん(30)は毎年フェスタを見に行くといい、「子どもたちが喜んでくれて良かった。本公演が楽しみ」と笑顔だった。
今年のフェスタは計37会場で113公演を予定。新型コロナウイルス感染対策として、出演する劇団は県内に限定する。