千曲市のアンズの名所、森・倉科地区でアンズの花が見頃を迎えている。1日の開花後は好天が続き、7日には七分咲きに。枝いっぱいにピンクや白い花が咲き、週末には満開の花が楽しめそうだ。
森地区では7日、写真を撮って散策する人の姿が多く見られた。毎年訪れるという北佐久郡御代田町の和久井康晴さん(69)は「とてもきれい。枝が整えられていて見栄えがする」と話した。
一帯ではアンズを使った土産物や菓子を販売する「あんずまつり」を開催中。実行委員長の西村将雄さん(71)は「今年の花は雨風に当たらず色がきれい。新型コロナ下でも、花を見てほっとしてほしい」と話していた。
実行委によると、アンズの花は来週前半まで楽しめそうで、10日までのあんずまつりを15日まで延長する。