21日に富山市婦中町島本郷の田島川で3年ぶりに開かれる「売比河鵜飼祭(めひかわうかいまつり)」を前に、地元の鵜坂地区の住民約200人が15日、早朝から会場周辺を清掃し、祭りの準備を進めた。
町内ごとに担当を決めて活動。約200メートルの範囲で川沿いや歩道の草むしり、ごみ拾いに汗を流した。住民でつくる実行委員会の島崎憲三会長は「伝統をつなぎ、いい祭りにしたい」と話した。
鵜飼祭は1998年から開き、愛知県犬山市の鵜匠が夜の田島川で古式にのっとった鵜飼い漁を実演する。今年は新型コロナ対策として無観客で開催。イベントの様子を上婦負ケーブルテレビと、地域情報サイト「うさかポータル」で中継する。北日本新聞社共催。