高岡漆器とコラボレーションしたギターが、9月30日、10月1日に長野県松本市で開催される信州ギター祭りで展示される。関係者が1日、高岡市役所を訪れ、ギターを披露した。
同祭り実行委員会の太田幹雄さん(高岡市出身)が、展示の目玉として高岡漆器の加飾を依頼。伝統工芸士の武蔵川剛嗣さんが信州産のエレキギターに螺鈿(らでん)を施した。ライチョウと雪、メジロと柿など4種類のデザインの5本が完成した。
この日は伝統工芸高岡漆器協同組合の柴田治之理事長らが市役所を訪問。太田さんは「クオリティーの高いものができて喜ばしい」、角田悠紀市長は「高岡の技術を活用してもらえる可能性をたくさんの人に知ってもらえれば」と述べた。
武蔵川さんは「ギターの産地と一緒に作らせてもらったのは、高岡漆器のPRになりありがたい」と話していた。