アマチャヅル入り大判焼きの焼き加減などを確かめるメンバー

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アマチャヅル入り大判焼き今年も販売 南砺市商工会女性部城端支部、29日の「つごもり大市」

北日本新聞(2024年2月14日)

 南砺市城端地域中心部で29日に開かれる「つごもり大市」で、市商工会女性部城端支部(最住裕子支部長)が、2022年に復活させたアマチャヅル入り大判焼きを販売する。12日に作り方の練習会があり、同支部のメンバー12人が焼き加減などを確認した。

 アマチャヅルは、多年生のツル性植物。乾燥させ粉末状にして、健康茶などの飲み物に利用する。同市蓑谷(城端)の特産品として地元の生産組合が大判焼きやせんべいなどの加工品を販売していたが、組合員の高齢化で活動を休止した。

 同支部が組合員だった人からレシピを教わって伝統の味を再現し、2022年のつごもり大市で販売。人気を集め、昨年は約千個を完売した。

 あんこ入り1個150円で、今年も千個を用意する。最住支部長は「おいしい大判焼きを支部メンバーが心を込めて作るので、多くの人に食べに来てもらいたい」と話している。

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