諏訪市郊外の市営霧ケ峰スキー場は23日、今シーズンの営業を始めた。例年に比べて積雪が多く、オープン初日から全てのゲレンデで滑走が可能になっており、多くの家族連れでにぎわった。
オープン時には例年、一部のゲレンデしか滑れないことも多いが、今年は約40センチと十分な量の雪が積もった。地元の霧ケ峰強清水(こわしみず)自治会の朝倉英仁会長は「記憶にある限り、オープン日にこんなに雪が積もったのは初めて」と喜んだ。オープニングセレモニーには山田勝文市長ら関係者30人余が出席し、安全を祈願。リフトが動きだすと、待ちかねたスキーヤーらが次々にゲレンデに繰り出した。