御嶽山の噴火で影響を受けた木曽郡の6町村や県、観光関係団体などでつくる木曽観光復興対策協議会は23日、名古屋市東区の「イオンモールナゴヤドーム前」で、買い物客にパンフレット類が入った袋と木曽ひのきの箸を配り、冬場の木曽路への観光を呼び掛けた。
観光誘客の推進などで県と包括連携協定を結ぶイオンの協力で行った。木曽観光連盟や3町などから参加した7人が「木曽にぜひお出掛けください」などと声を掛けながら配布。クリスマス前の祝日でセールもあったため客も多く、1時間余りで用意した千組を全て配り終えた。
木曽の人たちとそろいの法被を着て加わった、イオンリテール東海・長野エリア政策推進チーム(名古屋市)の谷村恵さんは「われわれにできることはささやかだが、多くのお客さまに木曽の良さを知ってもらい、少しでも復興につながれば」と話していた。