松本市女鳥羽の大安楽寺で、毎年1月の「厄よけ縁日」で参拝者がはだしで踏むと、無病息災、健康健脚などの御利益があるとされる「大わらじ」が完成した。
長さ約7・3メートル、幅約3メートルの大きさ。信者が仁王門にはだしで立つ仁王像が気の毒だとして奉納したのが始まりとされ、毎年、住職の三沢宥智(ゆうち)さんと副住職が作っている。今年も1カ月半かけて編んだ。
大わらじは、来年の1月11、12日の厄よけ縁日で境内に置かれ、参拝者にはだしで歩いてもらう。三沢さんは「参拝した人が、一年間元気に過ごせるように願いながら作りました」と話した。