第40回記念北國花展「伝統と現代」(北國新聞社主催、石川県いけ花文化協会協力)は17日、金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場で開幕する。200人の出品者を支える制作参加者も14日までに決まり、17流派の美の競演が、節目を華やかに彩る。
北國花展は北陸最高水準の総合花展で、今回は北國芸能賞受賞者大作5点と特別大作5点が全期間にわたって展示されるほか、現代自由花ボックス作63点、同台作66点、レリーフ作8点、伝統様式花53点が前後期に分けて出品される。
前期は20日まで、後期は22日から25日まで。21日は後期の生け込みが行われる。
会期中、出品者による作品解説を予定している。前期は17日午後3時から草月流、18日午前11時から古流柏葉会、午後3時から御室流、古流松栄会、古流松照会、古流松藤会、古流華之枝会、二葉流の担当者が解説する。
後期は23日午前11時から小原流、午後3時から嵯峨御流、24日午前11時から池坊、午後3時から花芸安達流、古流華祥会、古流華友会、古流千昇派、未生流の作品を紹介する。
入場料は前売り600円、当日700円(中学生以下無料)。問い合わせは北國新聞社事業部=076(260)3581=まで。