北陸新幹線新駅開業を見据え、福井県のJR芦原温泉駅西側にあわら市が整備した多目的施設「a(エー)キューブ」。7日にプレオープン式典と内覧会が行われ、市民らに披露された。
鉄骨平屋の旧繊維工場を五つの直方体「キューブ」に改修。丸や三角、四角の窓、透明な壁や折り畳み式の扉がポップで明るい印象を作り出している。
4月1日の正式オープン後は、アンテナショップや金津まつり「本陣飾り物」の常設会場として、市の観光地や歴史などの情報を発信。キューブの二つは連結でき、コンサートや展示会の会場としたり、建物前のデッキや芝生広場を含めた利用も想定している。駅前ににぎわいを呼び、市民と観光客が交流する場となることが期待されている。