長野市篠ノ井有旅(うたび)の市茶臼山動物園のモルモット舎に北陸新幹線(長野経由)の車両E7系を模した手作りの遊具が置かれた。中に入ることができ、モルモットたちで「連日ほぼ満員」だ=写真。
風よけなどの目的で飼育員の小嶋健太さん(26)がベニヤ板と角材で作り、開業の14日に設置。半年前に作ったバス型の遊具は1週間ほど「満員」にならなかったが、今回は初日から20匹余がぎゅうぎゅうに入ったという。
「この車両に乗ってきた」と喜ぶ県外からの来園客も。小嶋さんは北陸地方からの来園が増えることを期待し、「遊具が動物に興味を持つきっかけになれば」。