大町市内の飲食店や旅館などでつくる「塩の道お祭りご膳仕掛け人会」は8日、大町の伝統食材を生かした新作料理を楽しむ「塩の道お祭りご膳」の試食会を、大町温泉郷で開いた=写真。
観光関係者ら約120人が出席。海藻を煮て固めたエゴにモッツァレラチーズを絡めたり、すしのネタに塩丸イカを使ったりした料理を頬張り、食べ慣れた食材の新しい味わいを楽しんだ。
19日に市内20店がそれぞれの味、メニューで提供を始める。同会代表で飲食店経営の渡辺充子さん(58)は「どの料理も料理長が楽しみながら創作した。必ず観光客の心をつかむはず」。