県は8月1日から、東京メトロ有楽町駅構内に、県内の特産品を扱う「ご当地自販機」を設置する。全国の自治体では珍しい取り組みで、社会実験として来年3月31日まで置き、好評ならば来年度以降も継続する。
自販機では、ホタルイカやシロエビの加工品、富山の名水、黒しょうゆラーメン、氷見はとむぎ茶など最大18品目をそろえる。飲食品だけでなく「ケロリンボディタオル」や「健康にぎり玉つぼ押し」なども用意。商品は必要に応じて入れ替える。
同駅のビックカメラ前に設置し、商品の詰め替えなどの業務は自販機管理会社に委託する。乗降客が多い駅で、近くの東京交通会館には県のアンテナショップがあることから設置場所に決めた。
自販機はイベント会場などで今秋にも使用を始める移動式のもう1台も準備している。