木祖村は、木曽川の源流部に位置することをPRするために、木曽川の支流近くの湧き水を詰めた飲料水「木曽川の源流水源気印」を作った。500ミリリットルのペットボトル入りで1万本作り、今後、イベントなどで無料配布する予定だ。
「源気印」は、菅地区の住民が飲んでいるのと同じ水を使い、埼玉県内の業者に製造を依頼した。ラベルは村のイメージキャラクター「源気くん」を描いたほか、水の流れや村を囲む山々をデザインしている。
主に、中京圏でのイベントや、木曽川上下流の縁で友好自治体提携を結んでいる愛知県日進市の住民が村内を訪れる催し、村内での植樹祭などで配る。商工観光課の担当者は「この水で、木曽川の源流の村をアピールしていきたい」としている。