オープン初日に焼き鳥や日本酒を楽しむ来店客

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上田駅構内に立ち飲み店開業 7蔵の地酒と「美味だれ焼き鳥」

信濃毎日新聞(2015年9月12日)

 上田市の上田駅構内に11日、市内の酒蔵全7蔵の地酒と、ご当地グルメ「美味(おい)だれ焼き鳥」が味わえる立ち飲み店がオープンした。上田の玄関口に観光客をもてなす新たなスポットをつくろうと、上田観光コンベンション協会や上田交通グループ、上田酒造協会などが協力。市内の焼き鳥店を掲載したパンフレットなども配り、上田の食のPRにつなげる狙いだ。

 立ち飲み店は、上田電鉄別所線上田駅改札前の空きスペースを活用。市内で焼き鳥店を手掛ける小林誠さん(39)が「やきとり番長駅ナカ店」として運営する。岡崎酒造(中央4)、沓掛酒造(下塩尻)、信州銘醸(長瀬)、三井酒造(真田町傍陽(そえひ))、山三酒造(御岳堂)、若林醸造(中野)、和田龍酒造(中央西)の7蔵の地酒をそろえ、各蔵の代表銘柄を1合550円で販売。串焼きは鳥と豚肉の全15種類あり、地鶏「真田丸」の料理も出す予定だ。

 美味だれは、すりおろしたニンニクが入ったしょうゆだれ。昔から地元住民に親しまれ、市民有志でつくる「美味だれで委員会」がご当地グルメとしてPRに力を入れている。立ち飲み店では、コップに注いだたれに串を漬ける昔ながらの食べ方で提供する。

 この日は開店に先立ち、オープニングセレモニーを開催。関係者が鏡開きをして祝った。午後6時ごろになると、仕事帰りの会社員らでほぼ満席に。別所線で上田駅まで通勤しているという会社員男性(52)はビールなどを注文し、「普段は週末しか飲まないけれど、すぐ電車に乗れるので、これから飲む機会が増えちゃいそう」と話した。

 営業時間は正午〜午後9時で、不定休。一度に15人まで入店できるという。小林さんは「地元の人も誇れる世界一の焼き鳥を出したい」と話している。

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