本番に向けて練習に励む福井ジュニア弦楽アンサンブルのメンバー=2月29日、福井市の県立音楽堂

本番に向けて練習に励む福井ジュニア弦楽アンサンブルのメンバー=2月29日、福井市の県立音楽堂

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若さあふれる弦楽の音聴いて セミナー生、音楽堂で21日演奏

福井新聞(2016年3月4日)

 福井県文化振興事業団が主宰する「福井ジュニア弦楽アンサンブル・セミナー」の成果発表会「ジュニアが輝く! 音楽の森コンサート2016」(福井新聞社後援)は21日、福井市の県立音楽堂で開かれる。受講生22人が練習の成果を披露する。

 セミナーは弦楽器やアンサンブルの楽しさを知ってもらおうと2006年度に開講。毎年受講生を募集し、今年は小学生から大学生までがバイオリン、ビオラ、チェロを約9カ月にわたり学んできた。指揮者の南出信一さん、京都市交響楽団のバイオリスト松谷由美さん=大野市=ら県内外のプロが指導を務めた。

 コンサートはセミナーの集大成として開催。バイオリン13人、ビオラ2人、チェロ7人の編成に、仁愛女子高と福井大の学生がチェンバロ、フルートで友情出演し花を添える。ビバルディ「弦楽のための協奏曲ハ長調作品109」や、グリーグ「ホルベルク組曲」など約10曲を演奏する。

 2月29日の練習では、チェリストで仁愛女子高音楽科特別講師の荒井結子さん=福井市=が「演奏がとても筋肉質。もっと力を抜いて」とアドバイス。受講生たちは迫る本番に向け、緊張した面持ちで懸命に弓使いを確認していた。

 午後3時開演。全席自由。500円。3歳から高校生までと車いす席は100円。問い合わせは同音楽堂=電話0776(38)8282。

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