飯山市瑞穂の菜の花公園で3日、「いいやま菜の花まつり」が始まった。今年は暖冬の影響で例年より2週間ほど早く開花。見頃のピークは過ぎたが、好天に恵まれたこの日、県内外から観光客が足を運び、黄色いじゅうたんのように一面に広がる菜の花を楽しんだ=写真。
約4ヘクタールの園内には約800万本の菜の花が植わる。観光客らは花の迷路を回ったり、記念撮影したりしながら満喫。富山市から初めて訪れた大学院生の若田翔暉さん(23)は「十分にきれいだったが、今度は見頃に合わせて来てみたい」と話していた。
花を管理する住民有志の「菜の花さかせるかい」は4月上旬に一部の芽を摘むなどして開花を遅らせ、菜の花まつりに備えてきた。会長の大平孝之さん(47)は「まだきれいな花を楽しめるので来場してほしい」と呼び掛けている。まつりは5日まで。