金沢21世紀美術館で開催中の「アートたけし展」(北國新聞社、同実行委主催)は12日、旧盆の休暇を利用した大勢の帰省客や観光客が訪れてにぎわった。同日、来場者数が1万人に達し、節目の来場者となった埼玉県新座市、サービス業小林誠さん(47)家族に作品が掲載されている図録が記念品として贈られた。
小林さんは妻智美さん(45)、長男巧弥さん(14)と、めいの門美頼(かどみらい)さん(10)と訪れた。智美さんは「普通の絵とユーモアあふれる作品が並び、芸術家であり、お笑い芸人でもあるビートたけしさんの世界を楽しめた」と話した。
アートたけし展は、コメディアンや映画監督のたけしさんのアクリル画や版画、立体造形作品など119点が並べられている。家族連れやカップルは、聖火ランナーが世界を駆ける様子を映像と立体造形で表現した作品などを鑑賞した。
28日まで。入場料は大人1千円、中高生800円、小学生600円。