大名町通りに並んだ各町会の舞台

大名町通りに並んだ各町会の舞台

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祭りに合わせ舞台ずらり 松本の中心市街地に18台

信濃毎日新聞(2016年10月3日)

 松本市の大名町通りと松本城大手門枡形跡広場に2日、中心市街地の各町会が所有する舞台(山車)18台が並んだ。主に7月の深志神社「天神祭」で引き出される舞台で、江戸時代後期から昭和初期の建造。桃太郎などの物語や花鳥図を題材にした精巧な木彫、神話上の人物の人形などが飾られ、訪れた人は細部をしげしげと眺めたり記念写真を撮ったりしていた。

 近くの四柱神社で3日まで開く「神道祭(しんとうさい)」に合わせた行事。観光で訪れた愛知県岡崎市の大工、田向康彦さん(60)は「よく見ると(装飾が)全部違っていて、各町会の思いがあるのだと思った」。本町2丁目町会の年番長、池田資文(たかふみ)さん(51)は「年2回の曳行(えいこう)は町会の住民や商店主らが力を合わせる機会。先輩たちの努力で続いてきたと感じる」と話していた。

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