タカチホ(長野市)は7日、県内でギョーザ、ラーメンの店「みんなのテンホウ」をチェーン展開するテンホウ・フーズ(諏訪市)の協力で商品化した「ポテトチップス テンホウ監修やみつきになる餃子味」を発売する。テンホウ全31店のほか、県内の駅の売店や観光施設、小売店などで販売を計画している。
テンホウ・フーズによると、1956(昭和31)年の創業時からギョーザの味は変えていない。ハッカクやシナモンなどの香辛料を使い、年間200万食が売れる人気メニュー。新商品では香辛料の風味を再現したという。
130グラム入りで、小売価格は税別350円。タカチホは年間1千万円の売り上げを目指す。テンホウ・フーズの大石壮太郎社長は「ギョーザは創業者の祖母の味を変えずにやってきた。長野県の『ご当地チェーン』として観光客にもPRしたい」としている。