岡谷市、塩尻市、上伊那郡辰野町でつくる塩嶺王城（えんれいおうじょう）観光開発協議会は１３日、３市町の山あいのコースを走る第１９回塩嶺王城パークラインハーフマラソン大会（信濃毎日新聞社など共催）の日程を５月２８日と決めた。標高千メートル前後を舞台にした「耐久山岳マラソン」を前面に出し、挑戦を呼び掛けている。

　岡谷市内山の鳥居平やまびこ公園を発着点に、高校生以上のハーフと５キロ、中学生の５キロ、小学生の１・８キロの男女別に計８種目がある。各種目の上位３位までには３市町の特産品、参加者全員に３市町の温泉施設などの無料券や割引券を贈る。５キロのウオーキングもある。

　定員は全種目で計１５００人。２月１０日〜５月上旬にインターネットの専用サイトで申し込む。参加費は一般３５００円、高校生２千円、小中学生７００円。ウオーキングは２００円。問い合わせは協議会事務局の岡谷市商業観光課（電話０２６６・２３・４８１１）へ。

　協議会はこの日、発酵食品をテーマに３市町のワイナリーや酒蔵、みそ蔵を巡る産業観光ツアーを１０月下旬に開くことも決めた。