18日から提供が始まる「直虎御膳」

18日から提供が始まる「直虎御膳」

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「直虎」ゆかりの地、もてなし御膳 高森の温泉宿泊施設で提供へ

信濃毎日新聞(2017年1月17日)

 下伊那郡高森町の温泉宿泊施設「湯ケ洞(ゆがほら)」で18日、「南信州おもてなし御膳」の提供が始まる。同町では、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の主人公、井伊直虎のいいいなずけの直親(なおちか)(幼名・亀之丞(かめのじょう))が町内の松源寺にかくまわれたという縁があることから、観光誘客に力を入れている。新メニューは、ドラマを機に訪れる人たちを料理でもてなそうとの試みだ。

 亀之丞御膳(税込み1800円・5品)、直親御膳(同2800円・8品)、直虎御膳(同3600円・9品)の3種類。井伊家の家紋の焼き印が押された五平餅、ニジマスの養殖品種アルプスサーモンの刺し身、地元産ヨーグルトに市田柿を盛り合わせたデザートなど5品が共通する。直親御膳には県内産キノコをゆず風味のドレッシングで混ぜ合わせたマリネなど3品、直虎御膳には伊那谷産のコイを使った甘露煮など4品が付く。

 料理長の小池孝至さん(57)は「ゆかりの地としての特色を出すのに苦労したが、計画してきたことが形になってうれしい」と話している。

 年内の平日の昼限定(12月25日まで)で、事前予約(利用当日の5日前まで)が必要。4人以上から。問い合わせは湯ケ洞(電話0265・35・8260)へ。

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