佐久市観光協会と市は、地元の酒蔵で造った日本酒での乾杯を呼び掛けるポスターを作り、6日、市内の飲食店関係の代表者4人に手渡した。昨年の市議会12月定例会で「清酒の普及の促進に関する条例」が可決、施行されたことを受けて作製した。
ポスターは、男女6人が笑顔で升を掲げている写真を採用。市内11の酒蔵と、小諸市と南佐久郡佐久穂町の各1蔵の計13蔵を代表する銘柄の意匠を印刷した。コースターも作り、13蔵の銘柄の意匠と、佐久を数字に置き換えてデザインした「39」の数字を入れた。ポスターは1600枚、コースターは8千枚を用意した。
佐久地区料飲組合代表の浅沼桂二さん(58)は「佐久の酒はうまいが、あまり知られていない。飲食店としてもこれを広げ、振興に協力したい」と話していた。