高さ約6メートル、15段で飾られた約250体の武者人形

高さ約6メートル、15段で飾られた約250体の武者人形

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須坂の「世界の民俗人形博物館」 迫力の五月人形

信濃毎日新聞(2017年4月22日)

 須坂市野辺の「世界の民俗人形博物館」は21日、武者人形やよろい飾りなど約600点を展示する企画展「五月人形菖蒲(しょうぶ)の節句」を始めた。目玉は、高さ約6メートル、15段で飾った約250体の武者人形。迫力ある展示に来場者は目を見張っていた。

 企画展は、名古屋市の元人形業者から約150体の武者人形の寄贈を受けて2008年に始め、10回目。県内外からほかにも寄贈があり、展示数を増やしてきた。

 今回は人形の表情に注目してほしいとし、15段飾りやその周辺に例年より多くの「子ども大将飾り」を展示した。学芸員の新海徹さん(36)は「柔和だったり険しかったりと、微妙に異なる表情の違いなどを見比べて楽しんでほしい」。6月18日まで。

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