AC長野パルセイロ戦が開かれた南長野運動公園で売り出された「しのみそばーがー」

AC長野パルセイロ戦が開かれた南長野運動公園で売り出された「しのみそばーがー」

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「しのみそばーがー」AC長野戦で発売 南長野の新名物PR

信濃毎日新聞(2017年10月30日)

 長野市篠ノ井の南長野青年会議所(JC)は、地元の新名物として信州みそなどで味付けした豚カツを挟んだ「しのみそばーがー」をPRしており、29日、サッカーJ3・AC長野パルセイロのホーム戦が開かれた同市南長野運動公園で販売した。あいにくの雨天に客足は伸び悩んだが、食べた客の反応は上々。今後、味の改良を重ねながら販路拡大を探る考えだ。

 犀川の南に広がる篠ノ井、川中島、更北、松代などの地区を地元とする南長野JCは今年7月、「南長野の新しい食の名物をつくり出そう」と、篠ノ井商店街の食堂でグルメコンテストを実施。地元飲食店が工夫を凝らした焼きそばや豚丼を出品し、「しのみそばーがー」が投票で新名物に選ばれた。

 豚カツの肉は信州ポークを使用。信州みそのほか、ハチミツ、リンゴ、地元特産の川中島白桃を使った甘いソースで味付けし、千切りキャベツとともにパンに挟んだ。今月から地元飲食店6店がメニューに加えた。

 同運動公園で初の販売となったこの日は、同JCが委託した業者が移動販売車で1個600円で販売。観戦に訪れた東京都の会社員門脇光甫(こうすけ)さん(26)は「口に広がるみその風味が新鮮ですね」と評価。松本市の松本山雅FCのホームスタジアムで販売されている「山賊バーガー」と「グルメ対決の機会を設けてみては」と提案していた。

 南長野JC地域創造委員会の佐藤寛委員長(39)は「スタジアムグルメとして定着させ、他の食イベントでも販売して、南長野の知名度を上げたい」と意欲を語った。

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