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ブナ林歩き高社山頂へ 木島平村が新ルートPRに力

信濃毎日新聞(2018年6月22日)

 木島平村は、村や中野市、飯山市、山ノ内町に裾野が広がる高社山(1351・5メートル)の登山道に新たなルートを設け、今年から本格的に活用している。新ルートは、ブナ林の中を歩いて清涼感が楽しめるのが魅力。村は、信州山の日(7月第4日曜日)や山の日(8月11日)を前に、PRに力を入れている。

 高社山の登山道には、中野市の谷厳寺(こくごんじ)からの「谷厳寺ルート」(全長4・7キロ、登り所要時間3時間)、山ノ内町のよませ温泉スキー場からの「夜間瀬ルート」(2・7キロ、2時間)、木島平スキー場からの「やまびこルート」(3・2キロ、2時間)がある。新ルートは、やまびこルートの山頂付近から分岐し、約900メートル(40分)を回り道してブナ林に入り、同ルートに再び戻る。

 木島平村は2016年、高社山周辺の観光資源活用を目指して、新ルートの設計を始め、昨年7月から登山道を整備。村職員が手作業で石を動かして石畳を整え、丸太を模したプラスチック製の棒を敷いて、380段の階段を造った。費用は設計や資材費などで計2400万円。

 村などは9日、「高社山新登山道を登ろう!!」と題したイベントを開催。地元住民や親子連れが新ルートを進んだ。緑に包まれる体験と、頂上近くの「高社山テラス」から村を一望する風景が好評だったという。予想を上回る約60人の参加があり、村は手応えを感じている。

 村は、新ルートを加えた登山マップも配布。「やまびこの丘公園」やホテル「パノラマランド木島平」など周辺施設も紹介している。また、夏の間も、一部週末には、木島平スキー場から山頂付近へのリフトも稼働させ、「親子の登山デビューに最適な山」としてアピールする。

 15年に高社山周辺の住民が発足した団体「高社山を世界に発信する会」とも連携。「山の日」の8月11日には、市内の夜間瀬川中央河川公園で「高社山フェスティバル」を開く。飯山駅からの交通手段が限られるなど課題もあるが、村商工観光係は「北信全体の観光資源として売り込みたい」と意気込んでいる。

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