深紅の布を付け、市内を巡行する笠鉾

深紅の布を付け、市内を巡行する笠鉾

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夏の風物詩 須坂で笠鉾巡行

信濃毎日新聞(2018年7月22日)

 須坂市の中心市街地で21日、恒例の「須坂祇園祭」が5日間の日程で始まった。初日は汗ばむ陽気の中、住民らが笠鉾(かさぼこ)計11基を引いて市内を練り歩いた。

 笠鉾は、高さ4~5メートルほどの心棒に帽額(もこう)と呼ばれる赤い布を巻いた笠が付き、頂点に悪霊を鎮めるとされる人形などを載せている。町ごとに人形の種類が異なるのが特徴。帽額が2段ある笠鉾は全国的にも珍しいという。

 巡行は、江戸時代後期から続くとされる伝統行事。この日は無病息災を願い、16町の約150人が、笠鉾と神楽を引いたり、みこしを担いだりして、約7キロを3時間ほどかけて巡った。太鼓や笛の音が近づくと住民らは沿道に集まり、夏の風物詩を見守った。

 市内の芝宮墨坂神社の氏子大総代、北島袈裟則さん(74)=上中町=は「笠鉾の巡行をすると夏が来たと感じる。今後も続けていきたい」と話した。最終日の25日は、みこしを本殿に戻す「天王あげ」と「灯籠(とうろう)行列」がある。

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