農業用水の歴史や坂井、あわら市(福井県)の農作物について知ってもらおうと、九頭竜川下流域農業用水再編推進協議会は坂井市の「春江北部調圧水槽」に動画の投影を始める。26日夜にはデモンストレーションが行われ、映像と音楽で農業用水の重要性を訴えた。
農業用水は古代からの歴史があり、農作物の生産にも密接に関わっている。動画の投影は水槽の役割を広く市民に知ってもらおうと、同協議会が企画した。
動画は7分間。水槽完成までの過程や米などの農作物収穫の様子の写真や映像を音楽に合わせて映し出す。
動画の投影は29日に開幕する福井しあわせ元気国体に合わせて始まる。大会期間中は午後6時半~同9時までで、30分間隔で行う。国体終了後も継続して投影することを検討している。