駒ケ根市で15日夕、雪化粧した中央アルプスの宝剣岳や千畳敷カールが望めた。カールでホテルを経営する中央アルプス観光(駒ケ根市)によると初冠雪で、昨年より4日早く、ほぼ例年並み。
同社によると、ホテルの外では気温が氷点下2度になった午前8時ごろに雪が降り始め、昼ごろまでに2〜3センチほど積もった。駒ケ根市の平野部はこの日冷たい雨が降り、雲が晴れた夕方、麓から冠雪が確認できた。
カール付近では紅葉は既に終わり、現在はロープウエーの麓の駅近くが見頃。同社は「紅葉と雪の両方を楽しめるので、十分な寒さ対策をして散策を」とPRしている。