ピアノ、弦楽四重奏、パイプオルガンで奏でる「プレミアム・クリスマス・コンサート」(福井新聞社後援)が12月8日、福井県福井市の県立音楽堂で開かれる。一流奏者たちがクリスマスシーズンを彩る名曲を演奏する。
コルネリア・ヘルマンさんは、ドイツ人の父と日本人の母を持つピアニスト。1996年のバッハ国際コンクールで19歳の最年少で最高位を獲得。ウィーン室内管弦楽団やNHK交響楽団など著名なオーケストラと共演している。
オルガニストの石丸由佳さんは2010年のシャルトル国際オルガンコンクールで優勝。欧州や国内でリサイタルを行っている。当日は大ホールのパイプオルガンで荘厳な音色を響かせる。弦楽四重奏団は大宮臨太郎さんらN響メンバーで構成する。
バッハ「アヴェ・マリア」、モーツァルト「きらきら星変奏曲」のほか、耳なじみのあるクリスマスソングをメドレーで奏でる。午後4時開演、全席指定2千円(大学生まで半額)。
公演に合わせて8、9の両日「クリスマスマルシェ」と銘打ち、県内の食や雑貨など約20店が出店する"市場"を小ホールなどで開く(入場無料)。8日が午後2時~同9時、9日は午前10時~午後5時。8日は午後6時半から、エントランスホールでクリスマスツリーの点灯式と、ゴスペルやウクレレなどのライブがある。問い合わせはハーモニーホールチケットセンター=電話0776(38)8282。