映画祭で上映する作品のポスターを紹介する宮崎理事長

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「爆音」で味わう映画祭 松本で13作品上映へ

信濃毎日新聞(2018年11月30日)

 NPO法人松本シネマセレクト(山形村)は12月7〜9日、特定の場面で音量を上げるなどして映画を上映する「爆音映画祭」を松本市のまつもと市民芸術館で開く。11月下旬に公開された最新作や、「爆音」上映が初めての映画など、13作品を上映する。

 爆音映画祭はコンサート向けの音響機材を使い、重要な場面で音量を上げたり、特定の音を鮮明にしたりして、迫力や臨場感を増す取り組み。7日に上映する最新作『斬(ざん)、』は、幕末を舞台にした時代劇で、刀がぶつかり合う音をリアルにする。9日に初めて「爆音」上映する「アイスと雨音」は、街なかで子どもが走る足音などを強調する。

 同法人の宮崎善文理事長(57)は「爆音が映画の魅力を引き出す。音楽フェスティバルに行くような感覚で映画を体感してほしい」と話す。

 7日は午後7時半から1作品を上映。終了後、塚本晋也監督のトークがある。8日は午前10時半、9日は午前9時半からで、ともに6作品を上映。1作品一般1800円、大学生以下1500円(前売りはともに1400円)。予約は松本シネマセレクト(電話0263・98・4928)へ。

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