幕末明治の偉人や出来事を石碑から紹介する写真展「石に刻まれた福井の幕末明治」が福井県福井市の県立歴史博物館で開かれている。県内各地に建立された石碑の写真47点を展示している。12月11日まで。
幕末明治福井150年博の一環。石碑を残した人たちの思いに関心を持ってもらおうと企画した。福井市の足羽神社境内にある「天壌無窮碑(てんじょうむきゅうひ)」は、由利公正が建立した神宝神社の由来を記す。あわら市山十楽の「製茶場碑」は、製茶技術を伝え現地に製茶場を整備した森川清次郎をしのんで建てられた。
担当者は「身近な石碑を知ってもらい、実際に見に行ってもらえればうれしい」と話していた。