善光寺の「御越年式」で供える餅「おからこ」をつく浄土宗一山の住職ら=17日、長野市の正智坊

善光寺の「御越年式」で供える餅「おからこ」をつく浄土宗一山の住職ら=17日、長野市の正智坊

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善光寺 新年の準備は万端 「御越年式」お供え餅作り

信濃毎日新聞(2018年12月18日)

 善光寺(長野市)の宿坊「正智坊」で17日、善光寺如来の年越しの儀式「御越年(ごえつねん)式」(18日深夜から19日未明)で供える餅「おからこ」を作る行事があった。同寺浄土宗一山(14坊)の住職らが、「よいしょ、よいしょ」と威勢の良い掛け声に合わせ、きねを振るった。

 湯気の立ち上るもち米1斗5升(約27リットル)を、複数回に分けて臼に入れてついた。その後、別の住職らが餅を切り分けて小さく丸め、140個のおからこをこしらえた。おからこは、境内の東西南北で「四門固(しもんがた)め」を行う際、豆や飯などと共に供える。

 正月行事を取り仕切る「堂童子当役(どうどうじとうやく)」の若麻績正宏・正智坊住職(58)は「今年も無事、御越年式を迎えられるのはうれしいこと。新年に向けて良い年であるように念じたい」と話していた。

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