給食に出された富富富のご飯を頬張る児童=富山市堀川小学校

給食に出された富富富のご飯を頬張る児童=富山市堀川小学校

富山県 グルメ 特産

「富富富」給食 おいしい 県内小中学校

北日本新聞(2019年2月20日)

 学校給食のご飯を1日限定で富山米の新品種「富富富(ふふふ)」に切り替える取り組みが19日、県内の小中学校で始まった。新品種に愛着を持ってもらおうと県が初めて企画し、子どもたちが甘みや食感の違いを楽しんだ。

 「楽しみにしてたんだ」「大盛りにして」。富山市堀川小学校では午後0時半に給食の支度が始まると、児童が声を弾ませた。6年3組の児童は社会科の一環で、富富富の開発の経緯や、生産者の高齢化といった地域農業の課題を調べたといい、学習を振り返りながらご飯を頬張った。

 山室瑛良(あきら)君は「粒がしっかりしていておいしい」、福田莉子さんは「富山を代表するコメとして全国に広まってほしい」と笑顔を見せた。

 富富富のご飯は「ふふふ」の語呂に合わせ、2月22日を中心に県内の公立小中学校、特別支援学校のほぼ全てに当たる276校で提供される。19日は富山市福沢小学校と射水市の小中学校10校でも提供された。

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