長野電鉄(長野市)は5月1日、改元を記念した乗車券・入場券のセット=写真=を発売する。乗車券や入場券など7枚とレプリカ2枚の硬券を台紙に収め、限定500セットを通信販売や長野、須坂、信州中野の各駅で扱う。同社は改元以降、乗車券の日付の表記を西暦に切り替えるといい、「1・5・1」と元号に基づく表記は最後になるという。
長野から湯田中までの乗車券、湯田中駅発行の特急券などの他、室町時代にあった元号と同じ「延徳」駅(中野市)の入場券も。平成期に廃線となった木島線の木島駅(飯山市)、屋代線の松代駅(長野市)の入場券のレプリカもある。1セット3120円。
通信販売は同社運輸課で申し込みを受け付け中。住所や氏名などを記した紙と代金、送料などを同封して現金書留で申し込む。3駅の窓口は須坂、信州中野が午前5時15分ごろ、長野が同5時半ごろに開く。問い合わせは長野駅(電話026・226・2681)へ。