農業用水路「拾ケ堰」沿いを走るランナーたち=2日、安曇野市穂高柏原

農業用水路「拾ケ堰」沿いを走るランナーたち=2日、安曇野市穂高柏原

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駆け抜けた、初夏の安曇野 ハーフマラソン

信濃毎日新聞(2019年6月3日)

 第5回記念信州安曇野ハーフマラソンが2日、安曇野市で開かれた。全国から訪れた5904人のランナーが、残雪の北アルプスを眺めながら初夏の田園地帯を駆け抜けた。

 実行委員会主催、市と信濃毎日新聞社共催。ハーフマラソンの部(21・0975キロ)に出場した5224人は午前9時、号砲とともに一斉に豊科南部総合公園をスタートした。ランナーたちは、「世界かんがい施設遺産」の農業用水路「拾ケ堰(じっかせぎ)」沿いなどを走った。

 ファミリーランの部(2キロ)には316組計680人が出場。沿道では小旗を手にした親子連れたちが声援を送り、市民がブラスバンド演奏などで盛り上げた。

 ハーフ男子はサン工業(伊那市)の桃沢大祐さん(26)が初優勝。5連覇が懸かった茅野市職員の牛山純一さん(35)は2位だった。ハーフ女子は竹村製作所(長野市)の小田切亜希さん(28)が2連覇し、「ボランティアの皆さんの温かさを感じ、楽しく走れた」と話した。

 ファミリーランの部は安曇野市堀金小学校4年、中沢侑己(ゆうき)君(9)と父史郎さん(43)が優勝。出場3回目の侑己君は「練習よりもいいタイムが出せてうれしかった」と喜んでいた。

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