麻績産のリンゴを使ったワイン(左)とシードル

麻績産のリンゴを使ったワイン(左)とシードル

長野県 松本・上高地・美ヶ原

蜜の多さ生かしたワインとシードル 麻績・聖高原産リンゴで

信濃毎日新聞(2019年8月7日)

 麻績村で農業支援などに取り組むNPO法人「おみごと」は6日、村内産のリンゴ「ふじ」で造ったワインや発泡酒シードルを発売した。傷があったり、色やサイズが規格外だったりして生食用として出荷できないリンゴを有効活用しようと、2017年から改良を重ねてきた。同法人によると、村内の聖高原の傾斜地で生産したふじは、日当たりが良く寒暖差も大きいため、蜜が多く甘いのが特徴。ワインは辛口がさらっと飲めて、甘口が果実感の強い味わいに仕上がったという。

 同法人は数年前から、高齢のためリンゴ栽培が難しくなった農家の畑を借りてリンゴを生産している。ワインやシードルは伊那市のワイナリーに醸造を委託。計約500キロのリンゴから、ワイン(720ミリリットル)は甘口と辛口を各115本、シードル(375ミリリットル)は辛口を435本造った。

 同法人の江森修一事務局長(65)は「村内外の多くの人に飲んでほしい。村のお土産の一つになればうれしい」と話す。今後は近くの農家とも協力し、ワインやシードルの生産を広げたいとしている。

 ワインは1300円、シードルは900円。村内の宿泊施設「シェーンガルテンおみ」のみでの販売だが、今後取扱店を増やしたいとしている。

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