山頂近くの斜面で順番に試験点灯された「Z」「E」「N」「○」の光文字=福井県永平寺町花谷の城山

山頂近くの斜面で順番に試験点灯された「Z」「E」「N」「○」の光文字=福井県永平寺町花谷の城山

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夜空に浮かぶ「禅」楽しんで 光文字点灯、福井県永平寺町

福井新聞(2019年8月21日)

 福井県永平寺町花谷の住民グループ「花谷城山会」が8月24日夜、同町で開催される永平寺大燈籠ながしに合わせ、地元の城山(しろやま)(通称・じょやま、473メートル)の山頂近くで禅にちなんだ光文字を点灯する。2年ぶりの復活となり、今回は文字数を増やし、九頭竜川に浮かぶ灯籠との光の共演を来場者に見てもらう。

 光文字は2年前、大燈籠ながしの30回目と城山登山道整備完了を記念して企画。大型の発光ダイオード(LED)電球を山の斜面に並べ、禅のローマ字表記の頭文字「Z」を点灯した。会員の高齢化で設置作業の負担が大きく、昨年は実施を見送ったが、今年は40代を中心に若い世代の会員が加わり、復活に動いた。

 山の斜面で草刈りなどを行い、縦22メートル、横16メートルほどの広さに大型のLED電球を23個並べた。今回は「Z」に「E」「N」、禅の書画の一つで「円相」と呼ばれる「○」の3文字を加え、同じ場所で1文字ずつ点灯する。

 7日夜に最終試験点灯があり、山頂付近と、直線距離で約2キロ離れた大燈籠ながし会場の九頭竜川永平寺河川公園に分かれ、見えるかを確認。「Z」「E」「N」「○」の文字が順に浮かび上がった。

 城山は鎌倉時代、豪族が山城を構えた場所。光文字は現代版のかがり火とも言える。酒井繁実会長(70)は「若い世代の力で2年前よりきれいになった。レベルアップした光文字をぜひ見てほしい」と話している。24日は午後7時半ごろから点灯する予定。

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