福井市防災フェアが8月25日、福井県福井市のハピテラスであり、来場者は起震車(地震体験車)で震度7の揺れを体感したり、防災用品の必要性を学んだりして、意識を高めた。
防災用品の展示販売コーナーで、携帯トイレの担当者は「被災時は排せつ物を流せず衛生環境が悪くなることも多い。健康被害が増えるので必ず消毒の準備をして」と呼び掛けた。小型発電機や5年間保存可能なおにぎりなども並んだ。
起震車を見学した鯖江市の男性(35)は「ドンと揺れた後も、揺れが強まったり弱まったりしながら続くことが分かり、油断できないと思った」と話していた。
東日本大震災で被災した宮城県塩竈市も出展し、映像などで当時の状況を説明した。