JR東日本長野支社、新潟支社は9月1日、飯山線の全線開通から90周年を迎えるのに合わせ、記念入場券を発売する。停車する全31駅(豊野―越後川口)の入場券(硬券)をA3判見開きの台紙に収め、1セット4390円で販売する。
台紙には、飯山市の人形作家高橋まゆみさんが市内の桑名川駅で実際に人形を置き、にぎわう駅の写真を掲載。田園の中や雪の積もった山あいを走る車両の写真も載せ、沿線を彩る風景や人々の暮らしに思いをはせることができる。飯山駅(飯山市)の高橋一夫駅長は「日ごろの感謝の思いも合わせて伝えたい」としている。
記念入場券は9月29日まで、飯山駅と十日町駅(新潟県十日町市)で購入できる。各駅200セット計400セットの限定販売で、1人3セットまで。無くなり次第終了する。1セット購入につき、キーホルダー1個を贈る。
飯山線は1929(昭和4)年に越後田沢―十日町間が開通し、現在の同線全区間(豊野―越後川口)がつながった。