信濃町野尻の「黒姫高原コスモス園ダリア園」で、ダリアの花が見頃を迎えている。同園入り口付近には「ぷかぷかダリア」と名付けたたるが置かれ、水に浮かんだ色とりどりの花が来場者の目を引いていた。
同園によると、スタッフが毎朝剪定(せんてい)する花を「捨てるのはもったいない」と、直径約60センチのたるに水を張って浮かべたところ、「SNS映えする」と好評。群馬県高崎市から妻と来園した阿藤敏幸さん(67)は、のぞき込みながら「いろいろな種類があってびっくり。ダリアのお風呂みたいだね」と話していた。
同園には、直径20センチほどの大輪や縮れた花弁など50品種の約2千株が植えられ、10月14日まで見ることができる。担当者は「例年になく良い咲き具合。間もなく見頃を迎えるコスモスとの共演も楽しんでほしい」と来園を呼び掛けている。