長野市ガイド協会員の案内で外国出身者が茶道体験などをしたツアー

長野市ガイド協会員の案内で外国出身者が茶道体験などをしたツアー

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長野市ガイド協会が「モニターツアー」 来年から英語ガイド開始

信濃毎日新聞(2019年9月22日)

 長野市の善光寺門前などで観光ガイドをしている市民団体「市ガイド協会」は21日、市内在住の外国出身者を招いた「モニターツアー」を開いた。同協会は2020年の東京五輪・パラリンピックや21年の善光寺御開帳に伴う外国人旅行者の増加を見据え、20年1月から英語ガイドを本格的に始める。これに先立ち、想定している案内コースや会員の英語力を確かめた。

 同協会の松平直樹・インバウンド委員長(71)によると、長野駅に降り立つ外国人旅行者は増加傾向だが、特に冬場は白馬村や野沢温泉村といったスノーリゾートに向かって「善光寺門前を素通りしてしまうケースが多い」という。英語で十分にコミュニケーションできる会員も多くないため、18年春から会員有志22人が英会話を学ぶなど英語ガイドの準備を進めている。

 モニターツアーは米国、中国、インドネシア、フィリピン出身の男女6人が参加。会員15人と3班に分かれ、長野駅から門前まで約2時間かけて歩いた。途中、呉服店で七五三の衣装を見たり、「忍者体験」ができる施設に立ち寄ったり。陶器店では茶道を体験し、会員が英語で「茶せんで泡立てるように混ぜて」などと説明した。

 インドネシア出身で来日1年半のイクバル・ハキムさん(24)は「普段は仕事で忙しく、観光する機会がない。英語ガイドはうれしい」。松平さんは「ガイド仲間を増やして、コースも充実させたい」と話していた。

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