「四賀にきましょ」について話し合う(左から)田中さん、竹川さん、松村さん夫婦=sabouしが

「四賀にきましょ」について話し合う(左から)田中さん、竹川さん、松村さん夫婦=sabouしが

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古民家宿泊や各国の料理個性豊か 松本・四賀に多彩なカフェ

信濃毎日新聞(2019年10月22日)

 松本市四賀地区でいくつものカフェが、個性あふれるもてなしで訪れる人たちを迎えている。築百数十年の古民家に泊まってもらったり、各国の料理を振る舞ったり。「竪穴住居」風の空間で催しを楽しめる店舗もある。中山間地に位置し、人口減少傾向の同地区。魅力を発信して繰り返し足を運んでもらい、移住者増にもつなげたいと願っている。

 殿野入の「sabou(さぼう)しが」は2007年に開店。6年ほど都内に移って営業していたが、「泊まれる古民家」としてことし再出発した。オーナーの田中ゆかりさん(57)は、築百数十年の古民家に「パワーを感じる」。受け継がれてきた建物を「生かさないといけない」と話す。

 18年に本格開業した会田の「山星(やまぼし)」を夫の松村健太郎さん(52)と営む京子さん(50)は宮崎県出身。郷土名物チキン南蛮が売りだ。京子さんが旅先のアジア各国で料理教室に通うなどして覚えた味を、その時々で提供もする。

 06年から刈谷原町で竹川寛子さん(67)が営む「ヴィオ・パーク劇場」は、土間に直径30センチ弱のカラマツを何本も立てた「竪穴住居風」。立ち見なら百人ほどを収容できる広々とした空間で、舞踏などの催しも開いている。

 四賀地区ではここ7年ほどで、ほかにもカフェ開店が相次いでいるという。田中さんは「松本市街地や安曇野市に近く、里山の原風景が残っているのが魅力なのでは」と推測する。竹川さんは「にぎやかでいい。若い人から元気をもらっている」と笑う。

 松村さんらは、工芸作品の販売や手作り体験などの催し「四賀にきましょ」の運営に携わるなど、地域の魅力発信にも取り組む。活動を通じ「四賀に寄り添ってくれる人が増えてほしい」としている。

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