志賀高原が上信越高原国立公園に指定されて70周年を迎えたのを記念して、地元の山ノ内町や志賀高原の土地を所有する一般財団法人和合会などでつくる実行委員会がこのほど、同高原の蓮池のほとりにある園地予定地にヤマザクラなどを植えた。
会長の竹節義孝町長は、予定地にあった老朽化したホテルを和合会が自らの予算で取り壊し、更地にしたことに触れ「思いを込めて植樹したい」とあいさつ。ヤマザクラのほか、志賀高原独自種のシガアヤメ、ナナカマドを植えた。園地には遊歩道や展望台などが設けられる予定。
上信越高原国立公園は1949(昭和24)年9月7日に指定された。長野、群馬、新潟3県にまたがる14万8000ヘクタール余。志賀高原地域は木島平村、野沢温泉村、栄村にもかかる。