下高井郡山ノ内町の志賀高原で横手山・渋峠スキー場を運営する「S&T観光開発」は11日夜、ゲレンデ周辺の樹氷を巡る「スノーモンスターナイトツアー」を始めた。
午後4時すぎに出発。雪上車でスキーヤーのいなくなったゲレンデや冬季通行止めの国道292号などを走り、横手山山頂(2307メートル)へ。展望台から夜景を楽しんだ後、歩いて樹氷を見て回った参加者らは、頭に取り付けたLEDライトを頼りに記念撮影などを楽しんだ。群馬県側の「日本国道最高地点」(標高2172メートル)からは草津町や高崎市の夜景も見えた。
「温泉に入るニホンザルで知られるスノーモンキーとともに売り出していきたい」とS&T観光開発の斉須正男社長。樹氷の見頃は1月下旬から2月中旬。大人4800円、子ども4000円。未就学児は参加不可。前日までに横手山スキー場のスキーセンター「あかり」(電話0269・34・2600)に予約する。