信州を含む木曽街道(中山道)の宿場が描かれた作品

信州を含む木曽街道(中山道)の宿場が描かれた作品

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木曽街道の旅情、版画で楽しもう 松本で広重・英泉合作紹介

信濃毎日新聞(2020年4月6日)

 松本市島立の日本浮世絵博物館は、木曽街道(中山道)を描いた風景版画の代表作「木曽海道六拾九次(かいどうろくじゅうきゅうつぎ)」を紹介する企画展を開いている。同じ道を描いた他の作者の版画も合わせ、期間中に同館所蔵の計約120点を並べる計画。新型コロナウイルスの感染拡大により各地で催しの中止が相次ぐ中、6月28日までの期間中は週末もオープンする予定で、「山あいの旅情を豊かに描いた作品を楽しんで」とアピールしている。

 木曽海道六拾九次は江戸時代の浮世絵師、渓斎英泉(けいさいえいせん)と歌川広重の合作。板橋(東京都)から大津(滋賀県)まで69の宿場と起点となる東京・日本橋を描いている。望月宿(佐久市望月)を描いた1枚は、月が照らす松並木の坂道を歩く旅人や荷を載せた馬を表現。塩名田宿(同市塩名田)の作品は、渡し船の船頭たちが早朝にいろりで暖を取る様子をユーモラスに描く。

 現在は日本橋から奈良井(塩尻市)までを展示し、5月12日以降は薮原(木祖村)から大津までの作品が並ぶ。同館職員が現在の宿場を訪ねて撮影した写真を添えた作品もあり、学芸員の五味あずささんは「当時と現在の風景を見比べてほしい」としている。

 午前10時〜午後5時で、月曜休館(5月4日は開館)。一般千円(中学、高校生、大学生500円)。問い合わせは同館(電話0263・47・4440)へ。

【臨時休業】新型コロナウィルスの影響で「日本浮世絵博物館」は4月11日から当面の間、休館となりました。詳細は日本浮世絵博物館の公式サイト(http://www.japan-ukiyoe-museum.com/)等をご確認ください。(4月14日時点)

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