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信州らしさ加えた持ち帰り商品 松本のカレー店「おやきナン」

信濃毎日新聞(2020年4月11日)

 松本市大手4のカレー料理店「アジアンステーション」は新型コロナウイルス感染拡大を受け、自宅で食べられる持ち帰り商品としてナンの中にカレーやあんこなどの具材を入れた「おやきナン」=写真=を考案、販売を始めている。ネパール出身のオーナー、ジーワン・ポウデルチェトリさん(29)は「新型コロナウイルスの影響をポジティブに変えたい」とし、新メニューの開発や配達に力を入れている。

 おやきナンは、店で提供しているナンに「信州らしさ」(ジーワンさん)を加えて、テークアウトもできる商品として考えた。キーマカレー、野菜カレー、あんこ、チーズ、あんこチーズの5種類がある。気軽に持ち歩けるため、「食べ歩きなどにもお薦め」としている。

 ジーワンさんは仲間と共に市内にカレー料理店2店を構える。従業員は多くが外国籍で、「外国人は感染症の情報を上手に得られず、失業しても次の職をどうやって探せばいいか分からない人が多い。従業員の仕事をなくさないためにも、やり方を工夫し店を続けていく」と話す。

 1個300円(税別)。店から3キロ以内は配達もする。問い合わせは同店(電話0263・55・0644)へ。

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