ティーバッグ5袋入りの「本わさび茶」と乾燥させたワサビの葉

ティーバッグ5袋入りの「本わさび茶」と乾燥させたワサビの葉

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ワサビの葉、うま味多い「茶」に 松本大と県内企業

信濃毎日新聞(2020年7月10日)

 松本大(松本市)、黒姫和漢薬研究所(信濃町)は、ワサビの葉を茶に加工した「本わさび茶」を開発した。廃棄が多いというワサビの葉を活用した商品開発の一環。あづみ野食品(安曇野市)などが販売を担い、JR長野駅の売店、県内サービスエリアなどに販売先を広げていく。

 大王わさび農場(同)のワサビを使い、斉藤農園(同)が蒸して乾燥。黒姫和漢薬研究所が焙煎(ばいせん)、製品化する。ティーバッグ(2・5グラム)入りで、湯を注いで3分ほど蒸らして飲む。辛さはなく、まろやかな香ばしさがある。緑茶と比べ、うま味成分のグルタミン酸の量が多いのが特徴という。

 9日、松本大で記者会見した黒姫和漢薬研究所の狩野土(はかる)社長(59)は「ワサビ葉の豊富なうま味成分を生かすことができた」と話した。

 ティーバッグ5袋入り、500円(税別)。黒姫和漢薬研究所のホームページや、大王わさび農場でも販売する。

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