志賀高原が上信越高原国立公園に指定されて昨年70周年を迎えたことから、地元の山ノ内町や志賀高原の土地を所有する一般財団法人和合会などでつくる実行委員会が、同高原の蓮池のほとりに記念モニュメントを設置した。委員らが1日集まり、除幕式を開いた。
モニュメントは、高さ1メートル80センチ、横4メートル20センチ。志賀高原のロゴや国立公園のマークをあしらい、環境に配慮して木製にした。実行委の会長を務める竹節義孝町長は「志賀高原の活性化のシンボルになってほしい」とあいさつした。
設置場所は、環境省信越自然環境事務所(長野市)が2018年度から整備を進めている蓮池ほとりの広場。池周辺を歩ける遊歩道なども設けられている。同事務所によると、整備は芝生の養生が終わる9月末ごろに完了予定。町観光商工課は「蓮池は志賀高原の玄関口。モニュメントを含めて一層多くの人が訪れてほしい」と期待していた。